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事業概要business summary

インバウンド関連

訪日外国人の不便と不安を解消して
地域の活性化をおこないます。

訪日外国人(インバウンド)の中でも、観光目的の外国人をメインターゲットとして不便と不安の解消を行っています。弊社が培ってきた広告媒体(Web・印刷)の制作、多言語翻訳、動画制作などの経験を可能な限り活かし、地域活性化を全面的に支援致します。

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対象となるお客様

target customers

自治体や観光協会様など、以下の項目に当てはまる訪日外国人をターゲットとしたビジネスをお考えの方におすすめします。

  • 様々なインバウンド事業のパートナーを探されている法人様
  • 地元を世界の観光地としてアピールしたいとお考えの法人様
  • 「外国人観光客をおもてなししたい」という地域の旅館様、飲食店様

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市場環境

market environment

伸びる市場
当面の状況個人旅行客を対象としたインバウンド事業2~3年内の状況医療・スポーツ・農業・ステイ・学習などの目的で訪日する外国人向けのインバウンド事業
伸びない市場
当面の状況団体旅行客向け観光商品(慰安旅行・修学旅行)2~3年内の状況団体旅行客を対象としたインバウンド事業

当面は外国人観光客の増加によるインバウンド事業が伸びる傾向にあるとされていますが、数日間の滞在が可能な、経済的に余裕のある「個人客」が対象のようです。ツアーなどの団体旅行については、外国人観光客が対象であっても伸びにくいと考えられています。

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事例紹介

Case study

外国人観光客の習慣に沿った街づくりへ

施策前の状況

熊本・阿蘇を代表する温泉地区「内牧温泉」の中心部には、居酒屋やバー、スナックなどが軒を連ねる飲食店街があります。元々は観光客で賑わう飲食店街でしたが、新婚旅行→団体旅行→修学旅行→個人旅行へと旅行客の旅の形態が変わっていきました。旅の形だけでなく、訪れる人にも変化があり、外国人の旅行者が少しずつ増えてきました。

内牧の温泉旅館に宿泊した外国人へのアンケートの結果、夕食を必要としていない外国人旅行客が増えていることがわかりました。旅先で気ままに食べたいものを食べるというスタイルがすでに浸透している事や、2~3泊を同じ観光地で過ごすにあたって、1泊は宿での食事だがもう1泊は外で懐石料理以外のものも食べたいというニーズが確実にあることから、日本人と同じように外国人旅行客が不自由を感じないような街づくりを行うことの必要性がより確かなものになりました。

しかし、外国人観光客を受け入れるためには言語の問題がありました。商店主を含めほとんどの店舗が高齢者であるために外国語での接客ができない、店内メニューが全て日本語で記入されているので外国人が見ても理解しづらい状態でした。

状況分析

  • 外国人旅行客に優しい街を作りたい
  • 外国人宿泊客は、宿泊先の外でも食事をする習慣がある
  • 宿の外の飲食店では外国語での接客ができず、メニューも日本語しかない

外国人旅行者は、宿泊先とは別のところで
食事をする泊食分離の習慣があり、
その対応が充分にできていませんでした。


問題を解決するためにおこなった施策内容

flat内牧Webサイト

施策1:多言語Webサイトの作成

海外に住んでいても情報収集が可能な、多言語化されたWebサイト
(日本語・英語・中国語・フランス語・韓国語に対応)
各言語に切替可能なナイトマップと、各飲食店店内の様子を動画や360度カメラで見える化した店舗情報を掲載しました。

  • Webサイト制作
  • 多言語化
  • 映像制作
flatメニュー

施策2:メニューなどの多言語表記化

飲食店のメニューを多言語化し、並列して写真を掲載することにより外国人が何が幾らなのかがその場で分かり、指すだけでオーダーができるようにして、コミュニケーションを図るツールとしました。又、店内でのトラブル回避のため、飲食店でのマナー説明書や内牧店舗の紹介チラシを日本語版・英語版で作成しました。(画像は内牧店舗紹介チラシ)

  • スチール撮影
  • デザイン / ツール作成
  • 印刷 / 加工
flat動画イメージ

施策3:店舗毎のPR動画の作成

内牧の各飲食店の店内動画を撮影しました。お店の従業員様の働く様子や、料理のアップ、来店客様の食事風景が、言葉の壁を超えてお店の魅力を伝えています。

  • 動画撮影
  • 映像制作・編集
  • オンラインビデオ作成

施策後の結果

外国人に優しい街づくりモデル第一号として評価され、
2つの賞の受賞に至りました。

受賞イメージ

九州未来アワードにて大賞を受賞された、蘇山郷館主の永田様

受賞歴

2015年3月 九州未来アワードインバウンド観光部門大賞受賞
(「蘇山郷」名義で受賞)
2016年6月 第19回 人に優しい地域の宿づくり賞厚生労働大臣賞受賞
(「阿蘇温泉観光旅館協同組合」名義で受賞)

クライアント様の今後の展望

インタビュー用写真

阿蘇内牧温泉 蘇山郷 館主 永田 祐介 様

"阿蘇という観光地がエリアとしてアクティビティに取り組み、結果、滞在時間が長くなる方向に繋がらなければ、阿蘇を本当の観光地に出来ないと考えています。"

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