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posted / 2017.04.22

阿蘇という地をテーマパークのような所だと思って頂くために…

パラグライダーや熱気球、トレイルランニングから、散歩や野点(のだて)まで。幅広いアクティビティを提供する阿蘇ネイチャーランドは、 アウトドア全般を阿蘇の大自然で体験してもらうためのアウトドアプロショップです。代表取締役・坂田英樹様から、創業のきっかけから現在の状況、今後の展望について聞かせていただきました。  

2017年4月現在、創立19年を迎える阿蘇ネイチャーランドは、元々は26年前にパラグライダーの専門スクールとして営業していました。 「本格的にパラグライダーをやりたい」という人たちをターゲットにしていましたが、時代の流れとともにそのような要望も少なくなってきた、と坂田様は言います。

次に目を向けたのが修学旅行生などの団体旅行客でした。地域の温泉旅館の組合も、旅館周辺の観光地での体験活動を打ち出しながらの集客をするようになりました。そのタイミングで創業したのが、 「株式会社 阿蘇ネイチャーランド」。パラグライダーだけでなく、熱気球やボルダリングなど、多様なアクティビティを提供して、より多くの人を呼び込もうという狙いがありました。

また、近年の訪日外国人(インバウンド)の増加に伴い、徐々に海外のお客様がターゲットになっていきました。しかし、言葉の壁が問題となることもあるといいます。
例えばパラグライダーの場合、飛行中に「(紐を)右に引いて」「左に引いて」と言っても伝わらない場合も。そのような状況から、新しく「言葉が分からなくても安全に楽しめる」種目を開発し、提供なさっています。 例えば、神秘的な日の出に出会う「大草原で日の出浴と早朝スターウォッチング」、遊びながらノウハウを身に着けられる「実践!災害時に役立つアウトドアテクニック」、 日本の伝統文化と阿蘇の風景が楽しめる「野点(のだて)&着物でおさんぽ」など、多岐にわたっています。

最近では、1日をフルに使うアクティビティよりも、「短時間で・気軽に楽しく・健康のために」体を動かしたいという参加者が多いとのこと。 そのような方々にも満足していただけるように、所要時間にして1時間~半日程度の種目が多く、それぞれの種目は、社員さんにアイデアを出してもらいながら増やしているとのことです。

今後の阿蘇ネイチャーランドについて、坂田様は次のように話してくださいました。

「現状から日々変化していくことが大切だと思っています。阿蘇という場所を、楽しいことがたくさんある場所、 遊びに行くためのテーマパークのような場所だと思っていただけるように、どんどん新しいことを取り入れていきたいですね。」

すべてはお客様に楽しんでいただくため。
阿蘇ネイチャーランドの進化は続きます。
 

詳細情報

阿蘇ネイチャーランド

http://www.aso.ne.jp/~natureland/

〒869-2301 熊本県阿蘇市内牧1092-1
■TEL / 0967-32-4196  ■FAX / 0967-32-0727
■営業時間 / [3月~10月] 9:00~18:00 [11月~2月] 9:00~17:00
■定休日 / 木曜日(祝日営業)

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